ファクタリングでは勘定科目が複雑!融資との違いや注意点をわかりやすく解説!

ファクタリングをしたときに複式簿記で帳簿を作成するときには勘定科目を決めて適切に記入する必要があります。

ファクタリングにおける勘定科目とはどのような項目なのかが気になっている人もいるでしょう。

ファクタリングの正しく会計処理をおこなえないと大きな問題になります。

この記事ではファクタリングをしたときに用いられる勘定科目について、融資との違いを示しながら具体例を通して解説します。

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ファクタリングの勘定科目は融資とは異なる

ファクタリングは資金調達の方法として用いられているので融資と混同されることがよくあります。

しかし、ファクタリングは融資とは違って借り入れではありません。

そのため、会計処理をするときに用いる勘定科目も異なります。

融資を受けたときには借方に普通預金や当座預金、借方に借入金あるいは短期借入金・長期借入金という勘定科目を当てるのが一般的です。

しかし、ファクタリングは売掛債権の売買契約なので、原則としては権利の売買に基づく仕訳をすることになります。

契約内容によって使用する勘定科目には違いがありますが、融資と同じように勘定科目を選んで仕訳をすると誤りになることが多いので注意しましょう。

ファクタリングは売買による資金調達であって借り入れではないという認識を持つことが大切です。

ファクタリングをしたときに使用する勘定科目

ファクタリングをしたときにはどのような勘定科目が使用されるのでしょうか。

典型的な売掛債権の売買による取引契約の場合には、未収入金、売掛金、売上債権売却損の3つが登場します。

また、2社間ファクタリングの場合には預り金も勘定科目として使用します。

これらの勘定科目の意味をファクタリングの取引内容と照らし合わせて確認しておきましょう。

まず、ファクタリング会社との契約時点で売掛金を譲渡する形になります。

その代わりにまだ現金になっていない未収入金が発生すると解釈して仕訳をするのが基本です。

ファクタリング会社から支払いを受けた時点で未収入金が亡くなりますが、ファクタリングでは手数料がかかるので全額が預金になるわけではありません。

手数料分は売上債権売却損として記帳します。

2社間ファクタリングの場合にはこの後に売掛先から入金があります。

その際に受け取ったお金は売掛金ではなく、ファクタリング会社に渡すための預り金です。

入金を受けた時点で貸方、返金した時点で借方に預り金を記載する必要があります。

ファクタリングの勘定科目で注意した方が良い点

ファクタリングの勘定科目を選ぶときには契約内容による違いに注意しましょう。

上述の勘定科目の選び方は売買契約として認められるファクタリングをした場合に限られます。

契約内容によっては売買ではなく融資と見なされることもあるので注意が必要です。

売買か融資かを判断する根拠とされているのは買戻しの権利が定められているかどうかです。

買戻し特約が契約に含まれている場合には融資として取り扱われます。

そのため、勘定科目は融資と同じようにして選ぶことが必要です。

例えば、2社間ファクタリングの場合にはファクタリング会社から融資を実行された時点で預金と支払手数料を借方として、貸方には短期借入金を使用します。

売掛先から支払いを受けたときの貸方は預り金ではなく売掛金になります。

このようにファクタリングの契約内容によって勘定科目が変わるので気を付けましょう。

典型的なファクタリングの勘定科目の記入例

ファクタリングでは仕訳をするときにどのように勘定科目を書いたら良いのかを具体的に見ておきましょう。

典型的な2社間ファクタリングでの売買取引で100万円を手数料3%だったケースを紹介します。

まず、ファクタリング会社と契約したときに勘定科目として未収入金と売上金を使用します。

借方に未収入金として100万円、貸方に売掛金として100万円を計上するのがルールです。

そして、代金の支払いがあった時点で預金、売上債権売却損、未収入金の勘定科目を使用します。

手数料が3%なので借方の預金の金額は97万円、売上債権売却損は3万円です。

貸方の未収入金は100万円です。

次に売掛金が支払われた時点で預り金の計上が必要になります。

借方には預金として100万円、貸方には預り金として100万円を計上します。

最後に売掛金をファクタリング会社に支払った時点で貸方に預り金を100万円、借方に預金を100万円と記入すれば仕訳は完了です。

ファクタリングの勘定科目についてのまとめ

ファクタリングの勘定科目は契約内容によって適切なものを選ぶ必要があります。

一般的な売買取引になるファクタリングでは未収入金を使って記帳した後、手数料を売上債権売却損として計上すれば問題ありません。

2社間ファクタリングの場合には売掛先から入金を受けたときやファクタリング会社への支払いをしたとき預り金を計上するのが基本です。

ただ、買戻し特約が契約に定められている場合には売買ではなく融資になります。

そのため、短期借入金や短期貸付金を勘定科目として使用することが必要です。

ファクタリングの手数料についても売上債権売却損ではなく支払手数料にします。

このようにファクタリングでは契約内容によって勘定科目の選び方も仕訳の仕方も異なります。

ファクタリングの仕訳をするときには契約内容に立ち返って、正しく会計処理をおこなえるようにしましょう。

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以上、ファクタリングの勘定科目はどうする?よく使われる勘定科目を紹介!…でした。

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